指値は得をする為に

2022年07月09日

GOLD STAGE 中島です。

 

 

大変暑い日が続き、最近少し良い感じの気候になってきました。

このまま暑さがぶり返すことなく、穏やかな夏になって欲しいです。

 

甘いものもちょっと控えていましたが、今日はセブンで久しぶりに

買ってみました。

 

コーヒーゼリー(230円)

私のアップルパイ好きは、かなり周知して参りましたが、実はコーヒーゼリーも

結構好きです。

昔、グリコカフェゼリーと言う、足の所にクリームが付いたゼリーがありまして

小さい頃は、それで大人の味を楽しんでおりました。

 

このセブンのコーヒーゼリーは、生クリームが乗ったタイプですが、この

甘さと苦みのバランスは、心地よいです。

 

是非、一度お試しください。

 

ゼリー

 

さて、今回も良くご質問をいただく「指値(金額交渉)」について。

 

結論から言いますと、今 なかなか金額交渉は通りません。

 

一部の書籍やセミナー等では、

「金額交渉をして買わないと損をする事になる」

「私は毎回、しっかりと金額交渉をして購入する」

「2000万円も安く買えた」

こんな事を言っている人がいます。

 

2番目3番目は、「そうですかー、すごいですね」と、正直に感心

します。

 

毎回金額交渉するのも個人の自由ですし、何千万も安く買えた

事実があるなら、それはすごい事です。

 

しかし、1番目に関しては違います。

「損をする」ではなく、「得をしない」ではないでしょうか。

 

頭に書きましたが、実際に今は価格交渉が上手く通る事は少なく

逆に機会損出の危険があります。

「金額交渉」をしないと損をする。交渉するべきだと書いてある

書籍やコンサルの方は、いつの時代の話か良く確認した方が良い

です。

 

売却に出している方は、「先輩大家さん」です。

先輩大家さんが、新米大家さんの「理由付が弱い価格交渉」に、

まず応じません。

 

先日、弊社の取引で以下の様な事がありました。

 

弊社のお客さまが購入申し込みを入れたのですが、その時3番手です。

1番手は「現金客」

2番手は融資、弊社の3番手のお客さまも融資利用です。

通常は、相当難しく諦める番手でしたが、1番手のお客さまは

現金で買うが大幅な金額交渉を入れてくる方で、取引したくない

ので、融資が通るなら融資の早い方で契約したいとのお話でした。

 

結果、弊社がいち早く融資を確定させて、3番手のお客さまで、

契約となりました。

 

よく「現金で買うから安くして」とおっしゃる方が居るのですが、

現金で払おうが融資から払おうが、受け取る売主は同じ額の同じ

お金です。 今、融資の場合も「事前審査」を通してからご契約と

なるので、特に「現金だから」のメリットが無いのです。

 

ただし、現金を潤沢にお持ちで、金額交渉が通るものを買いたい。

この様にお考えの方は、毎回金額交渉を入れてみるもの、ダメでは

ありません。 

でも、先日の事例の様にせっかく一番手で話を入れても金額交渉が

あるから他の人で。

こんな風に扱われてしまっては、あまり良い事は無いのかも知れません。

 

 

新築アパートを売る売主

中古アパートを手放す先輩大家さん

どちらも、「お金に困って」売る事はありませんし、とにかく早く

売りたい訳ではありません。

なぜなら、販売中も毎月賃料が入ってくるからです。

また、売主(業者)も先輩大家さんも、大事な自分の物件を、

気に入って大切に扱ってくれる方に譲りたいのです。

 

不動産事業は、消費ではない為「うまい買い物」をする事が

重要事項ではないのです。

買った後に「より良い物件」に仕上げる事が、何より大切な

事項です。

 

不安点の解消を、全て金額で賄おうとしてはいけません。

自分の「大家業」を良く考えて、より良い大家さんへの一歩を

踏み出しましょう!

 

 

不動産は専門のパートナーが必須です。

資産形成・資産売却は、是非弊社へご相談ください。