売買契約のトラブルと、不動産会社の品質
2021年11月01日
GOLD STAGE 中島です。
最近、不動産売買のトラブルについて、何件かご相談を受けたので
ブログに書きました。
弊社は「セカンドオピニオンサービス」として、購入や売却を検討して
いる物件についてのご質問や評価書の作成を無料でやらせていただいて
おります。
また、その様なサービスを行っておりますと、売買契約を結んだが、こんな
トラブルに見舞われている。
仲介業者の対応に誠意が見られないし、主張も正しいのか分からない。
この様なご相談をお受けしております。
確かに、不動産の売却や購入の機会は、人生においてそれ程多くはありません。
更に、その大切な取引において、トラブルに発展する事も、多くはないでしょう。
しかし残念ならがトラブルは発生します。 その多くは、仲介業者の怠慢による
事が多いです。
例えば、
建築条件の無い土地の取引をして、特段重要事項説明で建築制限やその他注意する
事項などの説明が無かったのに、実際に建物の間取りを入れようとすると、制限が
掛かり、想い通りの間取りが入らない。
この様な話があるとします。
我々宅建業者は建築士ではない為、あまり細かな建築制限までは、熟知してはおりません。
しかし、重要事項説明書を作成するにあたって、しっかりと書類を集め、役所調査をして
現地を確認すれば、それ程大きな問題は起こりません。
その基本的な業務を怠った時に、トラブルは発生します。
また、皆さんから見たら、宅建業者や宅地建物取引士は、「免許を持っている」と言う観点
で、均一のイメージがあるかも知れませんが、実は違います。
運転免許を持っている人でも、運転技術に差がある。
調理師免許を持っていても、味や料理に差が出る。
この様に、同じ宅建士免許所持者でも、知識や対応力に差があるのです。
私は、26年の不動産仲介経験と、1000件を超える取引対応の知識を基に、様々な
トラブル事例に対処してきましたので、セカンドオピニオンサービスでは、一歩踏み
込んだアドバイスや判断が出来ると思います。
上記に書きました様に、宅建士としてのレベルに差があるので、同じ物件の調査書類を
基に、5人の宅建士に重要事項説明書を作成させると、作成内容に多少の差が出ます。
この差が、トラブルに発展するポイントになりますので、是非 担当営業マンや代表者・
宅建士の考え方や対応態度など、良く観察して検討した上で、取引に進む事が大切です。
不動産は専門のパートナーが必須です。
資産形成・資産売却は、是非弊社へご相談ください。