梅雨の憂鬱とゲリラ豪雨・線状降水帯の恐怖

2021年08月22日

GOLDSTAGE 中島です

 

私がまだ若い頃、梅雨というと「1週間以上 シトシトと小雨が降る」

そんなイメージでした。

まさに「憂鬱」で、雨に濡れるのが嫌いな私は、スーツが湿気って臭く

なるし、ズボンの折り目が消えてしまうし、くせっ毛の髪がくるくると

なるしと、非常にネガティブでした。

 

それがここ数年はどうでしょう。

私の記憶で強く残っていますのは、2006年の鹿児島での水害です。

私の自衛隊へご勤務のお客様が、緊急出動で決済当日の朝に横須賀を出発する事に

なり、私が「代理人」となって、決済を行った記憶があります。

売主・銀行・司法書士と、皆大慌てで、対応致しました。

私の記憶だと、その辺りから「梅雨=大雨」というイメージが付きました。

 

最近では毎年毎年、九州地方から水災害の言葉が聞こえてきます。

九州地方だけではなく、比較的神奈川より西側の地方に多いイメージがありますが、

本当に住人の方々は、大変な思いをされているかと心が痛みます。

 

ゲリラ豪雨という単語が、不動産業界で使われる様になって、10年位になるでしょうか。

重要事項説明書には、

排水処理能力を超える降雨(ゲリラ豪雨)等が発生した場合、隣地より雨水が

流れ込んだり、本地より隣地へ雨水が流れ出る場合があります。

この様な条文を入れる様になりました。

雨水は基本的に自所内で処理をしなくてはならない為です。

そして最近は新たに、「線状降水帯」なる言葉も、頻繁にTVで使われる様になりました。

これについても重要事項説明書に記載する様になるのでしょう。

 

数か月分の降雨が数日で発生する等とは、本当に怖いですね。

 

現在、重要事項説明書には「水災」について記載義務がありますので、物件の購入を

検討される場合、ハザードマップや実際の周辺地形等も、担当営業マンと一緒に確認

する必要がありますね。

 

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雨